中東情勢に伴う原料調達コスト上昇と今後の価格対応に関するお知らせ

平素よりASKケミカルズをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

現在の原料市況は、価格上昇と供給不安が同時に進行する不安定な状況となっております。
当社ではこれまで安定供給を最優先に対応してまいりましたが、原料調達コストの急激な上昇を受け、2026年5月11日より、下記の通り価格改定をお願い申し上げます。

 石油化学製品 価格改定内容

  • 各種粘結剤   :~約25%
  • 各種離型剤   :~約30%
  • その他製品   :~約20%

※製品ごとに配合および使用原料が異なるため、詳細につきましては営業部までお問い合わせください。
※なお、弊社主力製品であるコールドボックスバインダーおよびPEP SETにおいては、約+25%が目安となります。
※本改定は固定的な値上げではなく、当面の市況環境に対応した措置となります。
 

■ 背景および今後の対応

これまで当社では、中東情勢の影響下においても安定供給を最優先とし、原料確保を継続してまいりました。
現時点においても、5月頃までの供給については一定の目処を確保しております。

しかしながら足元では、

  • 原油・ナフサを起点とした原料価格の上昇
  • 複数の主要原料における価格変動の拡大
  • 原料メーカーによる価格保証期間の短期化
  • 原料の入手可能量の制限、代替調達に伴うリードタイムの長期化および緊急対応コストの発生

といった変化が顕在化しております。

また今回の特徴として、複数原料がそれぞれ異なるタイミングで変動しているため、製品ごとにコスト影響が異なり、一律の価格設定が困難な状況となっております。
当社ではこのような環境下において、通常とは異なる調達手段(追加コストを伴う調達を含む)も活用しながら、安定供給の維持に努めております。
 

 追加コスト構造および価格反映の考え方

さらに今回のコスト上昇は、単一原料の価格上昇によるものではなく、原料ごと・調達タイミングごとに異なる形で発生しており、これらに伴う追加的な調達コストも含まれております。
そのため本来は個別に反映すべき性質のものではありますが、実務上の運用およびお客様への影響を考慮し、現時点では一定の平均的水準にて反映させていただいております。
 

 今後の価格調整の考え方(弾力性)

また、今回の対応は市況および調達環境の変動に応じた調整的な性格を有しており、今後の情勢により追加的な変動が生じる可能性がございます。
一方で、市況の落ち着きや調達環境の改善が見られた場合には、その影響を速やかに反映し、価格水準の適正化を図ってまいります。
このように、固定的な価格設定とするのではなく、実際の市況に即した形で調整を行うことにより、影響をより直接的かつ最小限に抑えることを目的としております。
 

 従来の価格方針との差異

固定的な価格設定では市場変動リスクを適切に反映することが難しく、結果としてより高い価格水準となる可能性がございます。
そのため当社では、実際の市況および調達環境に応じた柔軟な対応を基本方針としております。
本件は外部環境の急激な変化に起因する対応となりますが、引き続き安定供給の維持を最優先に取り組んでまいります。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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