ASKケミカルズ10周年

10年前 - ASKケミカルズのジョイントベンチャーが誕生しました

10年以上前に、ズードケミー(現クラリアント)とアシュランドは世界各地で展開している両社の鋳造ビジネスの統合を決断しました。2010年12月、ジョイントベンチャーは、正式に立ち上がり、今ではすっかりおなじみとなった、新しいASKケミカルズのロゴが全世界の鋳物業界に向けて発表されました。

1967年にヨーロッパで“アシュランド(Ashland) ズードケミー(Südchemie) ケルンフェスト(Kernfest)”連合として設立した企業が、独立した世界的なジョイントベンチャー:ASKケミカルズ(ASK Chemicals)となり、鋳造業界におけるリーダー的なサプライヤの1社にまで成長しました。

この10年の間に多くのことが起こりました。

ASKケミカルズの始まりを見てきた皆様は、この10年間に多くの変化があったことをご存じでしょう。

多くの新技術がマーケットに導入されました:INOTEC(無機バインダー)は工業的な生産レベルまで高められ、現在の世界中の無機中子生産プロセスの最先端技術になっています。ECOCURE BLUE、ECOCURE SILVER(次世代コールド ボックス バインダー)そしてPEPSET SILVER(次世代PEPSET自硬性バインダー)などは、有機バインダーが使われる場所すべてにおいて、排出物や臭い物質の削減を可能にしました。私たちの革新的な強みを生かして、MIRATEC TS(表面効果に優れた塗型剤)、LFS技術(環境対策としての低ホルムアルデヒド技術)、EXACTCAST OPTIMAライザー(革新的な押湯ライザー)、EXACTPORE 3Dフィルター(3D プリンター造型での革新的なフィルター技術)などが製品リストを拡充させています。

ローヌキャピタル(Rhône Capital)による買収と新しい経営陣の就任により、3つの領域に集中した戦略を立てました。それは、革新、成長そして生産の卓越性です。この戦略は、ASKケミカルズを鋳造業界での世界的なリーディングサプライヤへと押し上げました。翌年以降も、成長するマーケットにおいて、私たちの革新の能力と存在価値を開発し続けます。


10年前のジョイントベンチャー設立は、鋳造業界での大きなトピックでした。

 

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